住まいのリノベーションをするとき「トイレはちょっとこだわりたくて」とご要望をいただく機会は少なくありません。

コンパクトな空間だからこそ、ちょっとした工夫で個性を発揮しやすいトイレリノベ。

他のお部屋とは独立している空間なので、思いっきり好きなインテリアで彩るのもおすすめです。

今回は、実際に弊社でリノベーションしたトイレデザインを紹介します。

壁紙やインテリア選びのコツについても解説するので、リノベーションの際の参考にしてくださいね。

もくじ

1. インテリアスタイル別おしゃれなトイレ実例
   1. モダンスタイルのトイレデザイン3選
      1. ［グレー×ネイビー］
      2. ［幾何学×ダーク］
      3. ［シンプル×光沢タイル］
   2. ナチュラルスタイルのトイレデザイン2選
      1. ［マリンストライプ×白］
      2. ［アースベージュ×木目×アイアン］
   3. オリジナリティあるトイレデザイン2選
      1. ［ターコイズブルー×ナチュラル］
      2. ［ヨーロピアン×グレー］
2. おしゃれなトイレデザインのコツ
   1. 壁紙・壁タイル選び
   2. 照明選びのポイント
   3. インテリア小物選びのポイント
3. まとめ

インテリアスタイル別おしゃれなトイレ実例

はじめに、インテリアスタイル別に、おしゃれなトイレのデザイン実例をまとめます。

かっこいいモダンなスタイルから、オリジナリティあふれるデザインまで。内装のテイストに迷っている方はぜひお役立てください。

モダンスタイルのトイレデザイン3選

［グレー×ネイビー］

アクセントにネイビーの壁紙を合わせ、スタイリッシュな雰囲気に。

大理石風の床材を採用することで、高級感のある仕上がりになっています。

アンティークガラス風のペンダントライトは、壁にきらきらと陰影を生み出し、空間を立体的に魅せてくれます。

［幾何学×ダーク］

幾何学柄の壁紙が、大人の落ち着きを感じさせる空間です。

黒やグレーなど濃い色の壁紙は、ホテルライクな雰囲気を出しつつ、水ハネや汚れを目立ちにくくしてくれる効果も。

窓枠の色も考慮して壁紙を選ぶと、空間全体にまとまりが生まれます。

［シンプル×光沢タイル］

壁も床もダークトーンでまとめた、シックな雰囲気のトイレです。

アクセントクウォールを正面に配置すると、奥行きが出て空間が広く見えます。

こちらの正面の壁面は、クロスではなく細かいタイル。光沢が暗さを緩和させ、上品な印象になるうえ、もちろん耐久性もあります。

ペーパーホルダーも壁紙や床の色に合わせて黒色にした、シンプルで清潔感のある空間です。

ナチュラルスタイルのトイレデザイン2選

［マリンストライプ×白］

ブルーと白のストライプの壁紙が印象的なこちらのトイレ。

他の部屋には使いにくいビビットなカラーも、小さなトイレ空間ではおしゃれに見えますよね。

手洗いやペーパーホルダーも白に統一することで、爽やかでナチュラルな雰囲気にまとまります。

マリンスタイルがお好みのお施主様。貝殻や流木のインテリアも映えます。

洗面スペースも同じテイストに。

［アースベージュ×木目×アイアン］

人気のくすみカラーの壁紙に木目が調和する、ナチュラル空間。

床材や飾り棚を明るい木目にすることで、全体的にあたたかみのあるデザインに。

飾り棚やペーパーホルダーの金具の黒がアクセントになっています。

オリジナリティあるトイレデザイン2選

［ターコイズブルー×ナチュラル］

鮮やかなターコイズブルーが爽やかな素敵なトイレです。

こちらの壁はクロスではなく漆喰素材。左官の陰影に温かみがありますね。

また、ネイビーのタイルをアクセントにすることで印象が引き締まります。

タイルには手洗いボウルの水はねから壁を守る役割も。

［ヨーロピアン×グレー］

大胆なストライプ柄をアクセントにすると、おしゃれでオリジナリティあふれる空間に。

壁の面積が小さいため、大きな柄や鮮やかなカラーをチョイスできるのもトイレインテリアの醍醐味です。

窓枠に合わせて付属品もブラックでまとめ、スタイリッシュな空間を演出しました。

おしゃれなトイレデザインのコツ

続いて、おしゃれなトイレデザインにするコツを紹介していきます。

下記の3つのポイントの選び方を抑えることが、おしゃれなトイレへの近道です。

• 壁紙・壁タイル
• 照明
• インテリア小物

それぞれ具体的にみていきましょう。

壁紙・壁タイル選び

おしゃれなトイレの壁紙・壁タイルの選び方は、色と柄がポイントです。

特に小さな部屋であるトイレでは、壁の色あいが空間の印象を決定します。

例えば、白やベージュなど淡いトーンの壁紙は空間を広く見せ、清潔感のある明るい雰囲気に。

反対に、黒やグレーなどのダークトーンの壁紙はプライベート感のある落ち着いた印象になります。

また、細かく小さな柄を選ぶか、大胆で大きな柄を選ぶかでも、空間の印象が変わります。

小さな柄は上品に空間の広がりを演出し、大きな柄はインパクトを与える効果が。

大胆な柄や鮮やかな色を採用するときは、壁の一面だけアクセントクロスとして取り入れています。

残りはシンプルで明るいトーンの壁紙を選ぶと、遊び心のあるバランスがとれた空間になりますよ。

照明選びのポイント

シンプルなダウンライトも悪くありませんが、壁に設置するブラケットライトや吊り下げ式のペンダントライトといった、デザイン性のある照明を選ぶと雰囲気を演出しやすくなります。

先ほど紹介したインテリアテイストで例えると、

• モダンスタイルなら間接照明やシンプルなペンダントライト
• ナチュラルスタイルならガラスや電球デザインのライト
• 個性を発揮するならマリンランプ

など、テーマを揃えるのがおすすめです。

なお、デザインと同様に照明選びで大切なのが、照明の色。

白っぽい昼光色や昼白色は清潔感のある洗練された印象に、オレンジ色の電球色はリラックス感のある温かい印象になります。

明るさは1畳ほどの広さであれば、40W～60Wの照明がおすすめ。

インテリア小物選びのポイント

インテリア小物選びのポイントは、色と素材のチョイス。

色は、3色までで組み合わせるのがおすすめです。

例えば、壁紙はグレー、床材や建具は茶色の木目、インテリア小物は黒を指し色に使うなど。3色を目安にするとまとまりのある印象になりやすいです。

写真やポスター、ミラーなど壁飾りといった小物を採り入れるときには、インテリアにあわせた素材を選んでみましょう。

たとえばナチュラルな雰囲気ならフレームの素材に木目調を、モダンな雰囲気なら黒いアイアンのデザインなど。選ぶ素材によって、統一感が生まれます。

まとめ

コンパクトな空間だからこそ、インテリアを楽しみやすいトイレ。

コツをおさえて、自分好みのおしゃれなトイレにコーディネートしましょう。

内装のインテリアテイストにが決まっていれば、それに合わせていくと壁紙や照明選びがスムーズにいき、空間全体に統一感が生まれます。

大胆な壁紙を取り入れたり、照明にこだわったりできるのもリノベーションならではの魅力です。

おしゃれで居心地の良い空間へのリノベーションをご希望なら、ぜひ私たちにご相談ください。

専門のスタッフがあなたに合った各部屋のデザインをご提案いたします。

弊社の施工例もぜひ参考にしてくださいね。