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2019/04/22

消費税増税後の「次世代住宅ポイント制度(最大60万ポイント)」に注目!
消費税増税後の「次世代住宅ポイント制度(最大60万ポイント)」に注目! 写真

先日のマガジンに今年10月に控えた消費税増税にともなう住宅取得、リフォーム・リノベーションの支援策をご紹介しました。→記事はこちら

前回の消費税増税(5%→8%)は2014年4月に実施され、景気の減退が見られました。今回の消費税増税後の景気や社会情勢の減退を防ぐため、住宅取得、リフォーム・リノベーションに関わる支援策が用意されています。

①住宅ローン減税の控除期間が3年延長

②住まい給付金が最大50万円

③贈与税非課税枠が最大3,000万円に拡大

次世代住宅ポイント制度の創設

①〜③は既存制度の拡充ですが、は新たに創設される制度です。

今回はこの「次世代ポイント住宅制度」についてご紹介します。

消費税増税後10%の対象になる新築住宅取得やリフォーム・リノベーションを行った場合に一定のポイントが付与される

新築の場合

エコ住宅、長持ち住宅、耐震住宅、バリアフリー住宅→30万ポイント/1戸

長期優良住宅は5万ポイント加算(35万ポイント)

リフォーム・リノベーションの場合

工事部位ごとにポイントが決まっているので確認は国土交通省 次世代住宅ポイント 特設サイトを参考にしてください。

→https://www.jisedai-points.jp/user/reform/

たとえば、バリアフリー改修の手すり設置0.5万ポイント×5箇所=2.5万ポイント

段差解消0.6万ポイント×5箇所=3万ポイント

など、改修箇所に応じて上限30万ポイントまで加算される。

既存住宅を買ってリフォーム・リノベーションをすると最大60万ポイント

リフォーム・リノベーションの場合、ポイントを引き上げる特例が設けられているのもメリットです。

<2018年12月21日(閣議決定日)時点>

  • 40歳未満の若者
  • 18歳未満の子供がいる

→45万ポイントに引き上げ

<申請時点>

  • 18歳未満の子育て世帯

→45万ポイントに引き上げ

さらに、上記の人が「既存住宅を取得してリフォーム・リノベーション」する場合。

→60万ポイントに引き上げ

さらに工事部位のポイント換算が2倍になる算定特例があるので、上限までポイントを取得できる可能性が高まる。

若者や子育て世帯に手厚いサポートになっていることがわかります。

若者や子育て世帯以外でも安心R住宅なら上限45万ポイント

「安心R住宅」とは良質な中古住宅の流通を促進するための制度

→http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000038.html

まとめ

【発行ポイント】1戸あたり上限30万ポイント

【上限特例1】若者や子育て世帯のリフォーム・リノベーションには上限45万ポイント。既存住宅(中古住宅)の購入を伴う場合は上限60万ポイント

【上限特例2】「安心R住宅」を購入してリフォーム・リノベーションを行う場合、上限45万ポイント。

この制度は2019年度予算による時限措置であり、2020年3月末までの制度だが予算が尽きる場合はそれ以前に終了する場合がありますので注意が必要です。

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