2022/08/22
ライフステージの変化や、住まいの老朽化、暮らしの不便の解消など、様々な理由で「リノベーション」を検討されると思います。夢も膨らんだワクワク気分のまま、少しだけ冷静に業者選びの前に準備することを5つのポイントにわけて解説します。
・家事動線が悪く、効率が悪い
・間取りに無駄があって、狭くて暗い
・テレワークやオンライン授業に対応した部屋がほしい
・住宅設備が古くなってきた
・etc
リノベーションを思い立つ理由は様々ですが、まずはどんな要望があるかを洗い出しましょう。
住まいの性能や快適性を保つには、ふだんから点検やお手入れが大切です。
屋根・外壁・雨樋・バルコニーにキズ、ひび割れ、剥がれ、雨漏りなどがないか目視で点検します。
基礎コンクリートに雨染み、ひび割れはないか。床下の木材に腐りなどはないか。
天井・室内壁・床に雨漏りやカビ、剥がれはないか。
水回り設備に漏水、つまり、悪臭はないか。
ガス・給湯器の異常、使用期限超えはないか。
電気のブレーカーが度々落ちるようなことはないか。
要望と不具合箇所を洗い出した結果、今回のリノベーションで達成したい目的をはっきりさせましょう。たくさんの要望が出た結果、どれも実現したくなると思いますが、無計画にやりたいことを羅列しても良い結果は生まれません。目的をはっきりさせるコツは、「リノベーション後の暮らしを具体的に想像してみる」ことです。朝起きてから夜就寝するまで、どんな家なら自分や家族が笑顔で楽しく暮らせるかをイメージすると、リノベーションで実現したい真の目的がはっきりしてくると思います。
目的がはっきりしてくれば、ゴールから逆算して優先順位が決まります。次に解説する予算との関係もありますので、じっくり考慮しましょう。
予算=手持ち資金+援助+ローン+支援制度
割合は別として、これからの生活資金なども加味した「リノベーション資金」を把握しましょう。リノベーション後のハッピーライフも視野に入れて予算を計上しましょう。
予算が決まれば、ポイント3で決めた目的と優先順位がよりはっきりしてくるでしょう。
リノベーションあるあるですが、このあと業者と具体的に内容を深めていく際、思わぬ予算計上をしなければならないこともありますので、多少余裕をみておくこともおすすめです。
国や地方公共団体ではさまざまな支援制度を用意しています。うまく利用して快適で安全なリノベーションを目指しましょう。
所得税の控除・固定資産税の減税・住宅ローン減税・贈与税の非課税措置など、さまざまな減税制度があります。またそれぞれに適用条件などがあります。
長期優良住宅化・住宅エコリフォーム・省エネ改修・こどもみらい住宅支援事業などこちらも条件がありますが、主に住宅性能を上げるリノベーションに対して補助されます。
(こどもみらい住宅支援事業のブログ① https://tokenhome.co.jp/blog/slug-ddc8b8e0ce9e1ae5d72a07b23b7831e3)
(こどもみらい住宅支援事業のブログ② https://tokenhome.co.jp/blog/slug-ddc8b8e0ce9e1ae5d72a07b23b7831e3)
【フラット35】リノベ・【リバース60】などの融資制度
リノベーションを思い立ったらすること5つのポイントを駆け足で解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
大切なポイントは、「考えをまとめる」ことと「必要な情報を得る」ことです。何事もスタートが肝心。リノベーションはこれからのご自身の暮らしやご家族との関係を見つめなおす良いきっかけになります。
お考えがまとまりましたら、ぜひトウケンホームにご相談ください。