メニューを開く

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

家と暮らし

2025/06/16

60歳からのリノベーションで自分らしく暮らす
60歳からのリノベーションで自分らしく暮らす 写真

若い世代の流行だと思われがちなリノベーションですが、50代や60代での大胆なリノベーション工事も意外にも少なくありません。

わたしたちのようなリノベーション専門店としてもおすすめできるタイミングです。

なぜなら、自分らしい住まいを手に入れる絶好の選択肢であるため。

今回は、60歳からの大人のリノベーションのメリットについて解説します。気になるローンの組み方や、リノベーションすべきタイミングの見分け方もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

もくじ

  1. 50代・60代のリノベーションが人気の理由
  2. 60歳からのリノベーションのメリット
    1. 趣味を思い切り楽しめる空間をつくれる
    2. 動線を見直して家事をラクにする
    3. バリアフリー化の推進
    4. 耐震・断熱性能の強化
    5. 中古を買ってリノベーション
  3. 50歳がいい?60歳がいい?リノベーションのタイミング
  4. 60歳からのリノベーションで使えるローンは
    1. 大人リノベーションと住宅ローン
    2. 大人リノベーションとリフォームローン
    3. 高齢者向けローン
  5. まとめ

50代・60代のリノベーションが人気の理由

50代・60代の世代からもリノベーションは高い人気があります。
その背景には、3つの「余裕」が揃っている点が挙げられます。

  • 経済的余裕
  • 時間的余裕
  • 体力的余裕

50代・60代は、子育て費用や住宅ローンの負担が軽減され、貯蓄をリノベーションに回しやすくなるタイミングです。定年退職後の資金計画が見通せると、どのくらいを住宅改善に充てられるかも計算しやすくなるでしょう。
子どもの送り迎えの必要がなく、仕事量も調整しやすいので、情報収集や打ち合わせに時間を割けるのも利点です。

また、70代以降に比べ移動や判断が容易な年代であるため、「今のうちに!」とバリアフリー化のチャンスととらえる方もいます。

人生100年時代と呼ばれる昨今、あと数十年住むなら、余裕があるときに自分らしい家に改修しておきたいですよね。

60歳からのリノベーションのメリット

60歳からのタイミングでは「リフォーム」ではなく「リノベーション」がおすすめです。

リフォームが不便を解消するための改修であるのに対し、リノベーションは大きな間取りの変更などによって新しい価値を付与する工事です。

キッチンや浴室を新しくするリフォームでも暮らしやすさは向上できるでしょう。
しかし、リビングを広くしたり使っていない部屋を活かせる間取りに変更したりするリノベーションでは、それからの暮らしを彩る価値をもたらします。

ここでは大人のリノベーションのメリットを5つ紹介します。

1.趣味を思い切り楽しめる空間をつくれる

50代や60代は、子育てやお仕事がひと段落し、自分の時間を楽しもうと考える方が増えます。

住まいでも、子どもが独立していれば子ども部屋を書斎やガーデンルームに転用して、趣味に没頭できる空間づくりが可能です。音楽鑑賞室や絵画アトリエなど、専門設備を導入する事例も。

それまで時間に追われてできなかった自分らしい暮らしも実現しやすくなります。

2.動線を見直して家事をラクにする

たとえば、キッチンや洗面台を入れ替えるのと同時に、配置を見直して家事を便利にするリノベーションもおすすめです。

LDKと洗面室を直線に配置したり、ランドリールームを設けて2階のバルコニーまで洗濯を干しに行く手間を減らしたりする例も。高齢期も見据え、家事の無駄を省いて暮らしを楽しめるように設計します。

3.バリアフリー化の推進

住み続けていると気づかないものの、築数十年の家はバリアフリー化できるポイントがいくつもあります。

小さな段差が多かったり、廊下やトイレが現代の住宅よりも狭かったり、リノベーションで想像以上に大きく快適性を上げられます。いざとなればスロープがつけられるように玄関を広くしておく工事もバリアフリー化のひとつです。

4.耐震・断熱性能の強化

大きく建物を見直すリノベーションでは、耐震性能や断熱性能を上げる工事もできます。

たとえば、壁のなかに断熱材をいれ、窓を高断熱サッシに入れ替えれば、冷暖房の効きやすさは段違いに上がります。
室内の温度差によるヒートショックのリスクは年齢が高いほど大きいため、健康的な住環境を整える目的でリノベーションを選ぶ方もいます。

住む家の温熱環境を整えて体調維持できれば、ますます大人の趣味を楽しめます。

5.中古を買ってリノベーション

既存の住まいのリノベーションだけでなく、今の家の売却資金で別の場所に中古住宅を購入してリノベーションするパターンもおすすめです。

たとえば、郊外の一軒家を売り、車の不要な立地のマンションに引っ越す方もいます。
マンションは戸建てよりも床面積が小さく庭木もないので、家事負担軽減も期待できますよ。

50歳がいい?60歳がいい?リノベーションのタイミング

リノベーションやリフォームを始めるタイミングは、50代でも60代でも「早すぎる」「遅すぎる」ということはありません。
年代に関わらず、以下の条件にあてはまる場合はリノベーションを考えやすいタイミングです。

  • 退職後のライフスタイルや趣味を充実させたい
  • 家族構成が変化し、使っていない部屋がある
  • 教育費や住宅ローンの負担が軽減され、リフォームに充てられる資金や時間の余裕ができた
  • キッチンや洗面などの設備や収納の動線が使いづらいと感じる
  • 将来の体調異変を見据えて住まいを整えたい

リノベーションは「思い立ったときが最適」です。
新しく始めたいことができたり、暮らしの不便を感じたりしたときに早めに検討を始め、より充実したセカンドライフを実現してください。

60歳からのリノベーションで使えるローンは

0代からはローンを組めないのではと考えている方も少なくありません。
しかし、年齢を重ねた人でもリノベーションでローンを利用する方法もあります。

60代以上のリノベーションでローンを利用する方法には、主に3つの選択肢があります。

  • 住宅ローン
  • リフォームローン
  • 高齢者向けローン

3つの方法についてそれぞれ解説しておきます。

大人リノベーションと住宅ローン

住宅ローンは新築購入だけでなく、一定の条件を満たせばリノベーションにも利用できる場合があります。担保評価次第で低金利で資金調達できる点がメリットです。
そのため、現役でお仕事されている世代なら特に、住宅ローンから検討をおすすめします。

なお、一般的に完済時年齢が70歳や75歳と決められている金融機関が多いです。
高額な融資を受ける場合は継続収入があるほうが有利な点にご注意ください。
参考記事▷『リノベーションでも住宅ローンが使えます!条件・金利・控除制度を解説』

大人リノベーションとリフォームローン

リフォームローンは、リノベーションや修繕工事などのために使える専用のローンです。
住宅ローンと同様に年齢制限があるものが多いですが「70歳まで申し込みできる」「完済時に80歳まで」など比較的やさしい制限の金融機関が多い傾向。
60代でも利用できる商品も多いので、複数の金融機関を比較検討してみましょう。

無担保型と担保型があり、用途や金額に応じて選べます。無担保型のが金利が高い傾向があるものの、審査がシンプルでスピーディなことが利点です。
参考記事▷『リフォームローンとは?特徴・住宅ローンとの使い分け・利用の流れを解説』

高齢者向けローン

近年は、60歳以上を対象とした高齢者向けローンの利用も広がっています。
たとえば「リ・バース60」などのリバースモーゲージ型ローンは、自宅を担保に毎月の返済を利息のみとし、元金は契約者の死亡後に一括返済する仕組みです。
年金収入でもリフォーム資金を調達できるのが特徴です。
参考▷『住宅金融支援機構 リ・バース60』

「リ・バース60」は住宅金融支援機構が概要を定めていますが、細かい条件などは窓口となる金融機関によって変わります。
金融機関ごとに大人のリノベーションを想定したさまざまな商品が用意されています。条件や金利が異なるため、複数のローン商品を比較検討してみてください。

まとめ

60歳からのリノベーションは、これからの暮らしをより自分らしく変えるチャンスです。

子育て期が終わり、ご自身の趣味やライフスタイルを重視した住まいを考えられます。

バリアフリー化や断熱性の向上などの健康的な住環境も整えられるので、セカンドライフをより充実して過ごせるでしょう。

近年は60代の方でも利用しやすいリフォームローンや高齢者向けローンも充実しているので、複数の金融商品を比較して資金調達法を考えられます。

  

トウケンホームは、東京都町田市を拠点とするリノベーション専門店です。
自邸のフルリノベーションや中古マンション購入リノベーションなどを含め、多くの実績を重ねてきました。

ひとりひとりのライフスタイル、将来設計に合わせた最適なプランをご提案しています。

年齢を問わず、自分らしい理想の暮らしを叶えたい方はぜひお気軽にご相談ください。

Contact

お気軽にご相談ください

ページの先頭へ戻る

© 2023 有限会社 藤建ホーム. Created by ABABAI Co.,Ltd.