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リノベアイデア

2018/05/25

無垢床のススメ(デメリット公開付き)
無垢床のススメ(デメリット公開付き) 写真

無垢床ってあこがれませんか?

漠然と「肌触り良いだろうな?」とか「サラッとしてて気持ち良いだろうな?」とか「風合いが良いな?」とか。

弊社のお客様で「無垢床」にされている方全員、この通りのご感想をおっしゃいます。

さらに、「部屋がカラッとしているように感じる」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

「無垢床」やっぱりなんか良さそうですぞ。。。

ちょっと深く掘り下げてみましょう。

無垢床のデメリット?

コストが高い傾向があります

無垢床は一般的にコストが高い傾向があります。様々な木材を合わせた合板や集成材と違い、木材そのものが高価である場合が多いです。さらに、その木材の切り出し、乾燥、歪み補正などの製材が必要です。

さらに、一枚一枚の幅も合板フローリングより狭く、木目もありますので施工業者の「どのように貼り合わせるか」という知識、技術も必要になります。

という具合によくある合板フローリングに比べ、コストが割高になる傾向があります。

ここで、少し考えてみます

合板フローリングは5?10年で色褪せたり、表面が剥がれたり、ベタついたりすることがあります。要するに耐用年数は約10年です。それに比べ、「無垢床」はほぼ半永久的に耐用できます。天然の木材なので、長い時間の中で多少の反りや割れなどを起こす可能性がありますが、それを経年劣化ではなく経年変化として味わいを楽しむという別の側面を持っています。

初期費用の高さと耐久年数をどのように考えるかで、一概にコストが高いとは言えないのではないでしょうか。

メンテナンスが大変?

「無垢床」はメンテナンスが大変!というイメージを持っていらっしゃる方も多いかと思います。確かに無塗装の無垢床などに水をこぼしたりして放置したりすると跡が残ったり、強い衝撃などで凹んだりすることがあります。

水をこぼした場合はすぐに拭き取ったり、凹んでしまった場合は部分的に水分を含ませて膨張させるなどの対処ができます。

また、上記しましたが長い年月をかけて多少の反りや割れが発生することもあります。膨張・収縮の繰り返しで床材同士の隙間が生まれたりすることもあります。確かな技術を持った業者で施工することや、エアコンの送風を直接当てないなどの配慮でこれもある程度防ぐことができるでしょう。

ここで一番言いたいことは、「それもこれも我が家の歴史!」「味わい!」と感じることができる魅力が「無垢床」にはあるということです。本物の木材の持つ個性が最大の魅力じゃないでしょうか。

無垢床のメリット!

優れた調湿作用

きちんと乾燥された「無垢材」は、【空気中の湿気が多いときは湿気を吸い取る】【空気が乾燥している時には湿気を放出する】機能を持っています。

素晴らしいですね?。

家を守っていく上で大変重要なことが防湿対策です。家全体の多くを占める床が調湿作用のある「無垢材」であることは、そうでないことに比べ、防湿対策上大きなアドバンテージがあることはおわかりですね。

最初にご紹介したお客様が「部屋がカラッとしているように感じる」のはこの無垢材のもつ特徴のおかげだったんですね。

化学物質を含まない

合板フローリングの場合、施工の際に化学接着剤を使用しますが、無垢材の場合は使用しません。

床に関して(ここでは)はシックハウスやアレルギーの原因となる化学物質を含まないというメリットもあります。

体や環境にやさしい天然の素材を選ぶことで健やかに暮らす選択ができるのです。

夏は涼しく、冬は温かい

木材には調質作用があるとお話しましたが、気温の変化の影響は受けにくいのも特徴です。

温度の変化に鈍感ですから、「無垢床」はある程度一定の温度で保たれています。ですから、夏は涼しく、冬は暖かく感じるのですね。これは毎日の生活の中で、密かに、そして確実に居心地の良さにつながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「無垢床」にするデメリット、メリットをお話してきましたが、デメリットとしてご紹介した「コストが割高」「メンテナンスが大変」でさえも考え方によってはメリットと捉えることができます。

そして、何よりもその風合い、肌触りにご満足いただいているお客様が多いことが「無垢床」を強くオススメする最大の理由です。

私の自宅は合板フローリングですが、「無垢床」にして毎日裸足で暮らしたいと思っています。

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