2021/02/26
前回お伝えした「住宅取得で使える4つの支援策(記事はこちら→)」の中で、2020年第三次補正予算案によって新型コロナウィルス感染症の影響により落ち込んだ住宅投資を喚起し、落ち込んだ経済回復を目的とした【グリーン住宅ポイント制度】がはじまります。
その中で、「既存(中古)住宅取得」と「リフォーム」に焦点を当てて、条件と付与ポイントをわかりやすく解説します。
【グリーン住宅ポイント制度】は要件を満たす住宅の建築や購入、リフォーム工事を行った方に商品交換や追加工事に利用できるポイントを発行する制度です。
※既存住宅の購入とあわせて本制度の対象となるリフォームを行う場合、既存住宅の購入またはリフォームのいずれかのみ申請可能です。(両方を申請することはできません)
既存住宅の購入に発行されるポイントは対象住宅の要件等に応じ、15万、30万または45万ポイントの
いずれかの発行を受けることができます。
45万ポイント(住宅の除却を伴う)
30万ポイント(住宅の除却を伴わない)
15万ポイント(1〜3に該当しない。住宅の除却を伴う)
上限30万ポイント(若者、子育て世帯の既存住宅購入+リフォームは上限を引き上げ)
①「新たな日常」に資する追加工事への充当
・ワークスペース設置工事 ・菌、ウイルス拡散防止工事 ・音環境向上工事
・家事負担軽減に資する工事 ・空気環境向上工事
②「防災」工事への充当
新たな日常、省エネ・環境配慮、健康関連、家事負担軽減、子育て関連、地域振興に資する商品への交換
新設された【グリーン住宅ポイント制度】における「既存住宅の購入」と「住宅リフォーム」に絞ってご紹介いたしました。新型コロナウィルス感染症の経済回復に伴う国の施策ですが、要件を満たす案件をお考えの方は、ぜひこの制度を利用してください。
【グリーン住宅ポイント制度】https://greenpt.mlit.go.jp/