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住まいを考える
2022/04/29
団地リノベーションは照明でオシャレに

マイホームの選択肢として最近注目を集めている「団地+リノベーション」。
交通アクセスや周辺施設、環境など計画的に建設され、住む人の利便性が高い魅力があります。さらに、築年数の経過した物件が多く、比較的安価で手に入りますので、フルリノベーションしてオシャレな暮らしを実現できるので人気があります。
古さや、建設当時の不便な間取りなどはリノベーションで解決できます。
今回は、団地特有のデメリットを照明計画でオシャレにカバーするアイデアをご紹介します。
もくじ
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団地リノベの制約を照明でカバー
- 壁式構造なので制約される間取り
- 天井が低い
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団地リノベで取り入れたい照明テクニック
- 配線はパイプ管で敢えて見せる
- ダクトレールでフレキシブルに
- 多灯照明で奥行き感を出す
- まとめ
団地リノベの制約を照明でカバー
分譲タイプの団地物件は築年数が古いものが多く、間取りや設備が当時のもので、現代の生活スタイルには合わないものがあります。
団地リノベーションでは間取りを変えたり、設備を新しくするなど、フルリノベーションをすることでオーナーの暮らしを現代風にアップデートすることができますが、団地ならではの制約もあります。
壁式構造なので制約される間取り
壁式構造とは、建物の重さを壁で支える建築方式で、構造壁と呼ばれる壁は取り壊せません。また、配管や強度確保のために天井が梁のように下がった部分があることもあります。
このように、構造壁や梁で部屋が狭く見えてしまいますが、照明を上手に計画するとカバーできることも。
天井が低い
団地の天井は低い傾向があります。リノベーションでは、二重天井を剥がして、現し天井にすることで天井高を上げる手法も人気です。
照明には配線が必要ですが、現しにすることで配線を隠すものがなくなるため、デザイン的なテクニックが必要です。
団地リノベで取り入れたい照明テクニック
配線はパイプ配管であえて見せる
現し天井にすると、配線を隠すものが無いデメリットを逆手にとって、あえて「見せる配線」にするテクニックです。
ダクトレールでフレキシブルに
団地では、天井も躯体になっている場合が多く、ダウンライトなどの埋め込み型の照明を設置することができません。
かわりにダクトレールを上手に使ってフレキシブルな照明計画にすることもおすすめです。
多灯照明で奥行き感をだす
天井からだけでは無く、足元や腰高あたりから天井に向けた照明を置くことで、奥行き感が出て広見えするテクニックです。
まとめ
注目を集めている団地リノベーションですが、団地ならではの制約(デメリット)があります。リノベーションで解決できますが、照明計画のあわせ技でさらに素敵な部屋に変身します。
団地リノベーションにご興味ある方はぜひトウケンホームにご相談ください。