2023/04/21
利便性を考えると玄関周辺には多めに収納を設けたいですね。
まずは、家族全員分の持ち物の分量を把握して、玄関周辺のスペースを考慮しながらプランすると成功します。
靴が見える状態で収納する「オープンシューズクローゼット」はどんなメリット・デメリットがあるでしょう。
デメリットもちょっとした工夫と心がけで解決できることです。
玄関リノベを考える際、「オープンシューズクローゼット」を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
マンション玄関を入ってすぐの一部屋をクロークとしてリノベした事例です。
家族全員分の洋服と靴はすべてこのクロークに集約して、しかも玄関横の洋室を造り変えたので動線もバツグン。
クロークの中央には作業台にもなる収納家具を設置して、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできます。
ブティックやセレクトショップのようなクロークに仕上がりました。
玄関床を土間にすることで、外の汚れを気にせずに出入りができるし、見た目もおしゃれでかっこいい。
ちょっとしたDIYや、遊び道具のメンテナンスなど、用途が広がります。
土間に合わせたオープンシューズクローゼット(棚)は靴を見せながら収納するので生活感が出すぎないようにゆったりと収納するのがコツです。
オープンシューズクローゼットの下は傘やバッグを掛けておけるように工夫しました。
玄関に置いておきたいお出かけグッズもスッキリ収納するアイデアです。
リノベの強みは、「今持っているもの」に合わせて造作できることです。
いかがでしたでしょうか。
オープンシューズクローゼットは生活感のある「靴」を収納する場所なので「見せる(見える)収納は嫌だな」と思う方も多いかと思います。
これらの事例で見ていただいたとおり、少しの気遣いでスッキリと便利になります。
間取りの工夫によっては来客からは見えない位置に設置したり、オープンとクローズドの収納を併用したりできます。
靴やお出かけグッズをあまりに多く置いてしまうと一気に生活感が出てしまします。あまり使用しないものや季節ものは片付けて、ゆったり収納すると見栄えが良くなります。
見えているものですから、乱雑になっていればそのまま見えてしまいます。家族一人ひとりが帰宅した時や、就寝前の戸締まり確認の時に整理整頓を心がけるとスッキリ快適に過ごせます。
玄関は家族や来客を最初に迎え入れるところ。オープンシューズクローゼットは収納だけでなく「飾る」場所でもあります。雑貨や植物などあなたの「好き」を表現できるポイントです。
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