2023/02/06
電気代の値上げで、光熱費が家計を圧迫しているご家庭も多いかと思います。
室内の温度に一番影響が高いのは「窓」です。
「窓断熱リフォーム」をすることで、省エネ住宅となり光熱費の節約も期待できます。
また、国も2050年カーボンニュートラル(脱炭素)の実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため住宅省エネ化を手厚く支援します。
このページでは補助額が一番大きい「先進的窓リノベ事業」について詳しく解説します。
補助対象期間内に既存住宅の住宅所有者等が、本事業の登録事業者である「窓リノベ事業者」と契約し、窓(ガラス)を交換(断熱改修)するリフォーム工事が対象です。
補助の対象部位は窓だけで、ドアは対象外です。リフォーム工事のみ対象で、新築は対象外です。
建築から1年が経過した住宅、または過去に人が居住した住宅をいいます。
先進的窓リノベ事業の補助金を申請できるのは登録事業者のみとなります。登録事業者と工事請負契約を結び、登録事業者が発注した対象製品を補助対象としています。
💡 トウケンホームは登録業者です
☓登録事業者以外との工事契約および施工
☓登録製品(性能証明)では無い製品を利用
☓発注者が製品を仕入れること(施主支給や材工分離)
最大補助額は200万円/戸です。
住宅種別、窓リフォームの工法、断熱性能のグレードによって補助単価が異なります。
補助額の総額は、補助単価×施工箇所数で算出されます。
申請下限額が5万円/戸です。補助単価×施工箇所数が5万円以下の場合、申請できません。
少し細かいですが、補助単価を表にしました。
ガラス交換
グレード | 熱貫流率 | 大※ | 中※ | 小※・極小※ |
---|---|---|---|---|
SS | Uw1.1以下 | 48,000円/枚 | 30,000円/枚 | 8,000円/枚 |
S | Uw1.5以下 | 32,000円/枚 | 21,000円/枚 | 5,000円/枚 |
A | Uw1.9以下 | 26,000円/戸 | 17,000円/枚 | 4,000円/枚 |
内窓設置
グレード | 熱貫流率 | 大※ | 中※ | 小※・極小※ |
---|---|---|---|---|
SS | Uw1.1以下 | 124,000円/枚 | 84,000円/枚 | 53,000円/枚 |
S | Uw1.5以下 | 84,000円/枚 | 57,000円/枚 | 36,000円/枚 |
A | Uw1.9以下 | 69,000円/戸 | 47,000円/枚 | 30,000円/枚 |
外窓交換(カバー工法・はつり工法)
グレード | 熱貫流率 | 大※ | 中※ | 小※・極小※ |
---|---|---|---|---|
SS | Uw1.1以下 | 183,000円/枚 | 136,000円/枚 | 91,000円/枚 |
S | Uw1.5以下 | 124,000円/枚 | 92,000円/枚 | 62,000円/枚 |
A | Uw1.9以下 | 102,000円/戸 | 76,000円/枚 | 51,000円/枚 |
ガラス交換、内窓設置は戸建住宅・低層集合住宅と同じ
外窓交換(カバー工法・はつり工法)
グレード | 熱貫流率 | 大※ | 中※ | 小※・極小※ |
---|---|---|---|---|
SS | Uw1.1以下 | 48,000円/枚 | 30,000円/枚 | 8,000円/枚 |
S | Uw1.5以下 | 32,000円/枚 | 21,000円/枚 | 5,000円/枚 |
A | Uw1.9以下 | 26,000円/戸 | 17,000円/枚 | 4,000円/枚 |
*大:ガラス(一枚)の面積1.4㎡以上、サッシ(一箇所)の面積2.8㎡以上
*中:ガラス(一枚)の面積0.8~1.4㎡、サッシ(一箇所)の面積1.6~2.8㎡
*小:ガラス(一枚)の面積0.8㎡未満、サッシ(一箇所)の面積1.6㎡未満
*極小:ガラス(一枚)の面積0.1㎡未満、サッシ(一箇所)の面積0.2㎡未満
補助金の申請ができるのは補助事業の登録事業者です。工事の発注者(お客様)ではないことに注意が必要です。
💡 トウケンホームは登録業者です
申請は全ての工事が完了した後にオンライン申請となります。審査を経て承認されると補助金は登録事業者に交付されます。
原則、補助金は登録事業者に交付され、工事の発注者は登録事業者(トウケンホーム)から補助金全額の還元を受けます。
補助金全額の還元は、工事代金への充当または返金のいずれかの方法で行われ、交付申請前に発注者と登録事業者(トウケンホーム)の間で取り決めます。
■工事請負契約日
〜遅くとも2023年12月31日まで(予算上限に達した場合終了)
申請は工事完了後となりますので、工事期間に注意が必要です。
予算上限に達した時点で補助事業が打ち切りになること、遅くとも12月31日までとなっておりますので、早めの検討・ご相談をオススメします。
先進的窓リノベ事業の対象製品は「こどもエコすまい支援事業」においても補助対象となっています。
製品の性能等に応じて、両事業を併用することができます。(同一の工事請負契約および工期でも可)
先進的窓リノベ事業の対象製品を使用して行ったリフォームには、先進的窓リノベ事業から手厚い補助金が交付されます。
ただし、同一開口部に対する重複した補助申請はできません。
窓断熱リフォームと同時に、壁断熱や玄関ドアの断熱改修や、高効率給湯器の設置を同時に行うことで、補助金を効果的に利用することができます。
この機会にお部屋の断熱性能向上や省エネ住宅リフォームを検討されてはいかがでしょうか?