メニューを開く

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

リノベお役立ち情報

2025/03/14

中古戸建て+リノベーションのありがちな後悔とは?リノベ専門店の知識
中古戸建て+リノベーションのありがちな後悔とは?リノベ専門店の知識 写真

中古戸建てを購入してリノベーションすることは、自分らしい理想の住まいを手に入れる選択肢として注目を集めています。
しかし、その一方で予想通りに計画が進まず、後悔が残ってしまうケースも。

よくある後悔の原因を知り、適切な対策をしておけば、理想の住まいづくりは実現できます。

今回は、中古戸建てリノベーションのありがちな後悔とその対策を、リノベーション専門店であるトウケンホームが解説します。
これから中古戸建てのリノベーションを検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

もくじ

  1. 中古戸建のリノベーションは後悔する?
  2. 中古戸建て+リノベーションのありがちな後悔5
    1. 後悔例[1]:基礎・構造部分が劣化していた
    2. 後悔例[2]:暑さ、寒さ、音が気になる
    3. 後悔例[3]:入居後すぐに設備が壊れてしまった
    4. 後悔例[4]:理想の間取りにできなかった
    5. 後悔例[5]:予算をオーバーしてしまった
  3. 中古戸建て+リノベーションで後悔しないための対策
    1. 対策[1]:中古住宅の特徴を心得た物件選び
    2. 対策[2]:住宅診断の活用
    3. 対策[3]:断熱リノベーションの検討
    4. 対策[4]:耐震リノベーションの検討
    5. 対策[5]:ワンストップリノベーションの活用
  4. 迷ったらリノベーション専門店に相談を
  5. まとめ

中古戸建のリノベーションは後悔する?

中古戸建のリノベーションは、しっかり計画していれば、むしろメリットのたくさんある住まい方です。

たとえば以下のようなメリットから、リノベーションを選ぶ方が増えています。

  • 内装を好みのデザインにできる
  • 総コストを抑えやすい
  • 物件の選択肢が増える

これまでは注文住宅でしかできなかった内装のオーダーメイドを、総コストを抑えながら実現できる方法です。

また、土地探しをしている方にとっては、リノベーションが前提になれば、中古住宅の市場まで選択肢が広がります。好立地や広い間取りなど、新築では手に入れにくい条件の物件を見つけられる可能性も上がるでしょう。

他方、後悔するケースがあるのも事実ではあります。

理由は、リノベ前の物件の状況により、想定外の補修が見つかることがあるため。また、物件探し、金融機関の選定、リノベーション業者の比較検討など、いくつものステップを施主が検討しなければならないことも原因です。

言い換えれば、こうした後悔につながりやすいポイントをあらかじめ把握し、対策を講じていれば、メリットの恩恵をしっかり受けられます

次の章から、よくある後悔例、対策を見ていきましょう。

中古戸建て+リノベーションのありがちな後悔5

ここでは、よくある後悔例5つを紹介します。

後悔例[1]:基礎・構造部分が劣化していた

中古戸建てのリノベーションで、予定外の支出や工事期間延長になりやすい原因が、基礎や構造部分の劣化です。

物件購入時は表面的な内装のきれいさに目がいきがちですが、建物の見えない部分の問題にはなかなか気づけません。
しかし、そのまま内装だけをリノベーションしてしまうと建物の耐久性に影響します。住み始めて数年で、雨漏りやシロアリといった被害が見つかっては困りますよね。

長く住むには、劣化をしっかり補修してから工事を進める必要があります。

後悔例[2]:暑さ、寒さ、音が気になる

中古住宅のリノベーション後、思った以上に「暑い」「寒い」「エアコンが効かない」といった声も聞かれます。

これは、日本の建築技術がこの数十年で躍進的に高まっているため。築20~30年の建物と新築の建物では、断熱性能・省エネ性能が大きく違います。壁の内側に断熱材が施工されていない中古物件は、外部からの騒音も気になるでしょう。

断熱性や遮音性を高めるリノベーションも、もちろん可能です。別途費用がかかりますが、あらかじめ予算に組み込み、長く住む家が快適になるような計画をおすすめしています。

後悔例[3]:入居後すぐに設備が壊れてしまった

中古戸建てのリノベーションでは、既存の設備をそのまま使用できますが、これが思わぬトラブルの原因となることがあります。

たとえば古い給湯器や配管・電気設備などは、見た目は問題がなくても、実際に使用し始めると故障や不具合が発生することも。

このような予期せぬ出費を避けるためには、リノベーション前に重要な設備の状態をチェックし、必要に応じた交換工事が賢明です。
また、新築・中古にかかわらず、持ち家のメンテナンスは施主の負担になるもの。中古住宅に住むなら早めに交換時期を迎えることを想定し、余裕をもって備えておきましょう。

後悔例[4]:理想の間取りにできなかった

中古戸建てのリノベーションでは、元の建物の構造制約のせいで、思い描いていた理想の間取りを実現できないことがあります。

たとえば、耐力壁や柱・梁などで、構造上重要な部分は簡単に移動や撤去ができません。特に鉄骨造やコンクリート造、木造でもツーバイフォー工法の物件では、撤去できない壁や柱が多い傾向です。

理想の間取りがあるなら、物件選びの段階から構造的な制約をクリアできるか専門家に相談することをおすすめします。

後悔例[5]:予算をオーバーしてしまった

中古戸建てのリノベーションに限らず、家づくりの悩みで多いのが予算オーバーです。

特に予想外の追加工事が発生すると、用意していた予算では不足してしまうことが起こります。
また、新築の注文住宅工事と異なり、標準仕様などが決まっていない会社が多いのもリノベーションの特徴。完全にオーダーメイドであることから、打ち合わせが進むうちに設備や素材でこだわりたいところが次々に増えてしまう方もいます。

予算オーバーを防ぐには、

・諸費用も含めて堅実に資金計画を組む
・希望の優先順位をはっきりさせておく
・想定外の工事があっても対応できる余裕をもつ

など、コストコントロールが大切です。

中古戸建て+リノベーションで後悔しないための対策

古戸建てのリノベーションを成功させるためには、後悔になりやすいポイントをカバーする対策を、あらかじめ知っておきましょう。
ここでは、5つの対策を紹介します。

  • 対策[1]:中古住宅の特徴を心得た物件選び
  • 対策[2]:住宅診断の活用
  • 対策[3]:断熱リノベーションの検討
  • 対策[4]:耐震リノベーションの検討
  • 対策[5]:ワンストップリノベーションの活用

対策[1]:中古住宅の特徴を心得た物件選び

物件選びは、リノベーションの成功を左右する重要な要素です。
なぜなら、建築年数だけでは判断できない多くのチェックするべき項目があるため。
たとえば、一般的に「築20年以内の中古物件がねらい目」などといわれるものの、同じ築年数でも、構造や性能の違い、元の住人のメンテナンス履歴によって、状況はまったく違うもの。
さらに、予想外の補修が発生しないか、理想の間取りが可能かといったポイントは、一般的な内見だけではなかなか判断できません。
物件選びでは、中古住宅の特徴を心得ておき、適宜専門家のアドバイスを参考に進めることをおすすめします。
物件選びの注意点は、こちらの記事でもお読みいただけます。

▷『リノベーションするなら築何年目が狙い目?中古住宅を買うときの考え方』

対策[2]:住宅診断の活用

住宅診断(ホームインスペクション)は、中古住宅の状態を専門家が診断するものです。ホームインスペクター、住宅診断士の資格を保有している専門家によって、目に見えない劣化や問題点を事前に発見できます。

たとえば、診断では、

  • 住宅の劣化状況
  • 不具合事象の有無
  • 改修すべき箇所
  • おおよその修繕費用

といった項目について、アドバイスをもらえます。

個別に依頼するケースでは、物件購入後のタイミングで依頼するのが一般的です。物件購入の前なら、住宅診断や住宅性能評価をうけていないか、不動産業者に確認してみてください。

中古住宅の性能をチェックする方法については、こちらの記事でもお読みいただけます。
『中古住宅の断熱&耐震は大丈夫?性能セルフチェックポイントを紹介』

対策[3]:断熱リノベーションの検討

断熱リノベーションとは、中古住宅の断熱性能を高めるための工事を施すことです。

壁や天井・床下などに断熱材がない建物なら、断熱材を足したり、窓やサッシを断熱性の高いものに交換したり、内窓を設置する方法などが挙げられます。

というのも、実は日本の既存の住宅の3分の2は、昭和55年基準の断熱性能の住宅、あるいはどの基準も満たさずほとんど断熱されていない住宅で占められているといわれています。

△日本の住宅の断熱化率図

国土交通省の調査を基にした推計によると、現行の断熱基準の断熱等級4をクリアしている住宅は、日本の住宅全体のおよそ13%しかありません。

当然ながら、高い断熱性能の住まいは“新築”が占めていると予想されるため、リノベーション工事を行う中古住宅は、さらに大きな割合で低断熱・無断熱が多いでしょう。

こうした背景から、中古戸建をリノベーションするケースでは、十分な断熱性能があるかをチェックし、必要に応じた断熱工事を検討することが大切。

住み心地はもちろん、光熱費の節約や、ヒートショックなどの健康被害リスク軽減も検討しましょう。

断熱リノベーションについては、こちらの記事でもお読みいただけます。
『断熱リノベーションってどんな工事?施工事例ビフォーアフターから解説』

対策[4]:耐震リノベーションの検討

耐震リノベーションは、住まう人の安全性を高める重要な対策です。

なぜなら、中古住宅は、現行の耐震基準を満たさない、または性能がわからない物件も少なくありません。
1950年~2000年5月までに建築された木造住宅の耐震診断結果を集計した調査では、およそ9割が大地震で倒壊する可能性を指摘されたと報告されています。

参考:『耐震を考える』 YKKAP 性能向上リノベの会サイトより

リノベーション専門店としては、中古住宅でも安心して生活するため、耐震診断などを活用した適切な耐震工事をおすすめしています。

対策[5]:ワンストップリノベーションの活用

ワンストップリノベーションとは、物件探しから施工、アフターフォローまで一貫してひとつのリノベーション業者が対応してくれるサービスです。

複数の業者とのやり取りの手間が省け、一つの窓口で全ての工程を管理できるため、スムーズにリノベーションを進められます。
また、物件選びの段階から、一緒に内見ができるサービスを提供しているリノベーション業者も多いです。難しい物件選びをプロに相談できることは、心強いですね。

ワンストップリノベーションについては、こちらの記事でもお読みいただけます。

これらの対策を適切に実施し、後悔のない中古戸建てのリノベーションを実現してくださいね。

迷ったらリノベーション専門店に相談を

中古戸建てのリノベーションの検討では、専門知識の差が自分らしい家の実現しやすさに直結します。

そのため、複雑な物件探しやリノベーションのステップについて相談できる、リノベーション専門店のパートナーを探すことをおすすめします。

リノベーション専門店のパートナーをみつけられると

  • 経験と実績に基づいたアドバイスが受けられる
  • トータルコストを把握しやすい
  • 住宅診断や耐震・断熱リノベーションの提案を受けられる

といったメリットがあります。

わたしたちトウケンホームは、東京都町田市・神奈川県相模原市を中心に、多くのフルリノベーションを手掛けているリノベーション専門店です。

物件選びから設計、施工、アフターフォローまで一貫してお施主様をサポートしています。

「まだ物件を探しているところだから」
「リノベーションに興味があるものの、何から始めればよいかわからない」

こうした方のご相談もお受けしています。お気軽にお問合せをお待ちしております。

まとめ

中古戸建てのリノベーションは、自分らしい住まいを実現できるメリットから、人気が高まっています。
一方で、元の物件によってさまざまなケースがあることから、予定通りに計画が進まず、後悔につながることもあります。

おすすめの主な対策は以下の5つです。

  • 対策[1]:中古住宅の特徴を心得た物件選び
  • 対策[2]:住宅診断の活用
  • 対策[3]:断熱リノベーションの検討
  • 対策[4]:耐震リノベーションの検討
  • 対策[5]:ワンストップリノベーションの活用

これらの対策を知っているだけでも、理想のリノベーションに一歩近づけますよ。

トウケンホームは、中古戸建てリノベーションの専門工務店です。地域に根差し、フルリノベーションの豊富な実績を重ねています。

さらに、耐震・断熱工事を含む性能向上リノベーションに注力し、「性能向上リノベの会(YKKAP)」に加盟し、安心・安全な家をご提供しています。

もちろん、物件選びから施工、アフターフォローまでワンストップで対応可能です。

中古戸建てリノベーションに不安や疑問をお持ちなら、ぜひご相談ください。理想の住まいづくりを、プロの視点からサポートいたします。

Contact

お気軽にご相談ください

ページの先頭へ戻る

© 2023 有限会社 藤建ホーム. Created by ABABAI Co.,Ltd.